うまくいったやり方を捨てる
自分にとって上手くいった、もしくは成功した方法って、とても大事にされると思う。
うまくいった方法なんだから、そのやり方でどんどん物事を進めていきたいと思ってしまう。
でも、そのやり方では対応出来ない時もあることを知っておかないといけない。
椎原崇さんが書かれた「うまくいったやり方から捨てなさい」という本を読みました。
その中で印象に残った箇所をブログに残します。
「しんか」には6つのフェーズがある
「しんか」には6つのフェーズがある。
「進化」、「辛化」、「深化」、「真化」、「新化」、「神化」の6つ。
物事がうまくいき、自分の考え方、やり方でどんどん成功していき、成長を感じる「進化」。
その後、課題に直面する「辛化」、そしてその状況に向き合う「深化」。その状況に向き合い新たな視点、自分に気づく「真化」。
この4つのサイクルを通して、新しくやりたいことや自分に出会える「新化」を迎える。
そしてまた新しいステージで「進化」が始まり、最終的には自己超越といった言葉で表現されるような「神化」のフェーズに進んでいくそう。
「進化」以外にも内面的な「しんか」があることを知りました。
そして自分が今いるフェーズによって、考え方や方法を変えないといけないことも。
もったいないものから捨てる
今、自分がいるフェーズで考え方や方法を変えないといけないことはわかったけど、どういったものから捨てていけば良いのか。。
この本によると「もったいない」と思うものから捨てると書かれています。
理由としては「本当に大切なもの」をもったいないとは思わないから。
確かに!と納得してしまいました。
最後に
"成功した方法に固執しない"ということは今までも他の本にも書かれてたりしたので、知っている考えではあった。
でも、人はフェーズによって必要な考え、やり方が異なる。そのため、いかに早く、今のやり方を捨て、そのステージに必要な考え方を手にいれ、それを受け入れることが出来るか。ということが大事であるという視点はなかったので勉強になった。
人は常に「しんか」している。
その時に合った最適な考えを身に付けられるようになっていきたい。
参考文献
椎原 崇「うまくいったやり方から捨てなさい」