【寂しい生活】稲垣さんの本を読んでみた感想
こんにちは。
稲垣えみ子さん著書の「寂しい生活」を読みました。
TBSの「情熱大陸」で電気代150円、冷蔵庫・洗濯機なし生活をしているのを見て、稲垣さんのことを知りました。
この書籍では稲垣さんがどうして、冷蔵庫などの家電製品を手放したのか、手放した後、どういった生活をしているのかが書かれています。
テレビで見たときも思ったのですが、ここまでやると生活しにくくなるのではと思いました。ですが、本を読み始めると、どんどん引き込まれて、これ実践してみたい!と思うことがたくさんありました!
個人的に実践してみたい・気になった点について綴ります。
空気を暖めるな!自分を温めよ!
稲垣さんは冬の時期、エアコンを使用せずに寒さ対策を実施しています。
その方法の一つが「湯たんぽ」
使い方も実にシンプル。湯たんぽを太ももの上にのせ、その上からウールの毛布で下半身を覆う。太ももにのせるのは、太ももの筋肉が人の体の中で最も大きいからだ。大きな筋肉を温めることで効率的に体が温まるのである
引用元:稲垣えみ子著「寂しい生活」
稲垣さんは湯たんぽ以外に、セーターの重ね着、マフラーを巻く、カイロを貼るなどで体を温め、エアコンなしで生活できたそうです。
「空気を暖めるな!自分を温めよ!」をいう一文を見て、なるほど!と思いました。
去年の冬、朝起きて、寒いなと思うとすぐにエアコンをつけて、部屋の空気を暖めてました。その時、特に自分の格好は変えず。。
とある男性の生活をドキュメンタリーで放送している番組が以前あったのですが、その方の部屋も物があまりなく、かつエアコンが付いていない部屋でした。その方は登山が好きということもあり、冬の時期は寝るときに軽量ダウンを着て寝ているということでした。
自分の中に”自分を温めよ”という概念はまったくありませんでした。湯たんぽを使って、体を温める。ダウンやセーターなどを着て、防寒する。湯たんぽは、まだしも、ダウンは外で着るものという概念しかなかったので、読んでて、自分の考え方を変えてくれる内容でした。
まだ先ではありますが、今年の冬、実践にしてみようと思います!
冷蔵庫が「生きるサイズ」を見えなくする
冷蔵庫がない時代、食べ物の保存には自ずと限界があった。だから人が買えるのにも限界があった。ところが冷蔵庫が出来たことで、人は「いくらでも」食べ物を買えるようになった。つまりは人は食べきらないものまで買うようになった。その多くは廃棄されることになる。
自分も以前は「いくらでも」買ってしまう人でした。そして、気づいたら賞味期限が切れていて、捨ててしまう...そんな生活をしていました。
今は冷蔵庫を断捨離するところまではいけていないですが、スーパーに買い物行く際は今日~明日程度に食べきれる食材だけ買うようしています。
この方法に切り替え、捨ててしまう食材はなくなりました。そして何より、自分の食事に必要な量を再認識することが出来ました。
稲垣さんの「寂しい生活」はとても興味深い内容が多く、読みやすいので、興味がある方は是非読んでみてください!